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2008.07.21 (Mon)

悲しみ たとえどんな終わりを描いても 心は謎めいて それはまるで闇のように 迫る真実

嵐の「truth」が好きです藤村です。
魔王ちょっと面白すぎるとおもいます。
大野くんとか生田くんも良いのですが、最近密かに田中圭くんが気になる藤村です。
なんかあの子えろいと思うのは私だけでしょうか。
きっとわたしだけですorz



ギアスで色々書きたいと思っていたのに、書かないままにギアス終わりそうです。
やっぱさ…短いと思うんですよ…25話を2回って…。
種くらいやってくれないと(長すぎwww)



そんなこんなで
現実逃避がてら…文書を…。



■久々の政兼!
■ていうか政宗→兼続
■現代パラレル
■ひどいはなし…orz
■これだけしか書いてないのは、単に時間とかの関係ではなく、ぶっちゃけこれ以上は痛くて書けなかっただけのことです。



続きからどうぞ。



【More・・・】




***



 奴に追いつくまでに、どれほどの時間がかかっただろうか。

 直江兼続。
 二つ年上の幼馴染。
 小うるさくて、声がでかくて、正義感の塊で、わしより背が高い。

 とにかく気にいらぬことばかりするが、わしは奴が好きだった。
 どれほど前か覚えていないくらいわしが小さい頃、初めて会った時から、本当に本当に好きだった。
 だからいつもちょっかいばかりかけて、困らせて、それでもできる限り一緒にいた。
 出かける時も、帰る時も、待ち伏せしていつも一緒。兼続が食べようとしているお弁当を無理やり奪ったり、アイスクリームを横取りしたり。受験勉強だといって忙しい兼続の部屋に忍び込み、勉強の邪魔さえした。

 兼続さえいれば、それでよかった。
 ……だけど奴は、受験に合格し、大学に通う為に、家を出てしまった。

 それからの、兼続のいない2年間。
 わしは必死に勉強した。

 ……そして、兼続と同じ大学に入学して、今に至る。


「……私は、お前と一緒に住むなどとほざいた覚えはないぞ」
「そう神経質になるでない。家賃も半分で住むのじゃぞ」

 その他にも色々と文句を並べてきた兼続をどうにか言いくるめ、わしは奴と一緒に暮らすことに成功したのだった。
 嬉しかった。
 会えない2年間は本当につらくて、それに耐えてきたご褒美だと思えば、申し分ないものだと思った。

 その夜。
 6畳1間。別々で眠るスペースなんてないわしらは、隣に布団を敷いて眠った。

 しあわせだった。
 隣に兼続の寝顔がある。
 どきどきして、胸がいっぱいで、眠れやしない。

 わしの気も知らずにすやすやと寝息を立てる兼続の顔を、上からそっと覗いた。
 間近で見るやつの顔は、すべすべで、睫毛が長くて、時折動く唇に酷くそそられた。


 ……キス、しても、気づかないんじゃないんだろうか。


 ふと、そんな考えが浮かんできた。
 ……だめだ。気づかれたら、追い出されるかもしれない。
 …………でも、気づかないかもしれない。
 ……気づかないかもしれない。

 少しくらいなら、大丈夫。
 大丈夫。
 だいじょうぶ。

 何の確証もないその思いが、わしを突き動かしていた。
 ミシ、と畳が軋む音にさえ、緊張した。
 触れるだけ。……ほんの少し、触れるだけ。
 兼続の顔に横に手をついて、そうっと、そうっと、顔を近づけて、……唇に、触れた。

「……っ、」

 柔らかかった。
 少し湿った厚い感触が心地よくて、何度も啄ばみそうになるのを必死で堪えた。

 これで、終わり。
 1回だけだ。
 そう思い、体を離そうとした。

 けれど、兼続の手がにゅっと伸びてきて、わしの頭を捕らえたのだ。

 起こしてしまったのか。
 知られてしまったのか。
 だが、慌てふためきそうになるわしの耳に届いたのは、信じられない一言だった。



「みつなり、」



 サァ、と、顔から血の気が引くのがわかった。

 次の瞬間には、兼続自ら、わしの唇に噛み付いてきた。
 先ほどの、触れるだけのキスなんかとは全然違う。
 酷く淫猥で、獣のようで、……生気を、吸い取られていくようで。

 解放された直後、わしは勢いよく兼続から離れた。
 壁際に背中をぴったりくっつけ、もうそれ以上動けなくなって、兼続を凝視した。

 だれだ。
 誰だ。
 誰の名前だ。

 そんなひと、知らない。
 兼続に誰かを近づけたことなんて、なかった。
 ……空白の2年間、以外は。

「……ッ、」

 ひどい、と、自己中心的に、そう思った。
 酷い。
 酷い。
 ……だって、わしの方が、ずっとずっと先に好きになったのに。
 あんなに一緒だったのに。
 あんなに頑張ったのに。
 あんなに。
 あんなに。


 考えることに疲れ果てて涙が出てきても、わしは一睡もできなかった。
 どうしてわしと一緒に住むことを激しく拒んだのか、わかった気がした。

 奴に追いつくまでに、どれほどの時間がかかっただろうか。
 ……追いついた兼続は、まるで別人になっていた。



END.

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